なんでもカタログNo.31【パスピエ】

なんでもカタログNo.31は4人組ロックバンド、パスピエ

2009年に成田ハネダ(key)を中心に結成。バンド名はフランスの音楽家ドビュッシーの楽曲が由来。卓越した音楽理論とテクニック、70s~00sまであらゆる時代の音楽を同時に咀嚼するポップセンス、ボーカルの大胡田なつきによるMusic Videoやアートワークが話題に。(オフィシャルサイトBIOGRAPHYより抜粋)


パスピエ - 印象E 2016.6.17 Live at STUDIO COAST ダイジェスト (from 2016.11.23発売 シングル「メーデー」初回限定盤特典DVD)

 

パスピエ。僕にキーボード、シンセの面白さを教えてくれたバンド。彼らには“芸術としての音楽”という言葉が一番合うと思う。

出会いは高校生の時に聞いた「S.S」だったが、イントロのワンフレーズで『なんやこれ!』と持って行かれた。印象的なキーボードのフレーズ、印象的な歌詞、そしてハマると絶妙に気持ち良いリズム。今でもパスピエで一番好きな曲。


パスピエ- S.S  Music Video

 

おそらくパスピエを初めて聞いたときに気になるのはボーカル大胡田の声。確かに癖あるもんな。

だがパスピエパスピエたらしめるのは、作曲担当の成田ハネダによる独特の音楽性だと思う。東京藝大出身の、ゴリゴリの音楽理論パスピエ楽曲の音の広がりからも、彼の音楽的バックグラウンドの深さが感じられる。ポップロックやのに、心なしかクラシックを聞いてる気分にもなるし。

 

一曲一曲の広がりもそうだが、パスピエ楽曲全体としての幅広さもすごい。同じ人が作って同じ人が歌っているのに、アルバムによって全く雰囲気が異なる。七変化しちゃう系バンド。色んな雰囲気の曲が楽しめるのは良いですよね。パスピエのバンドとしてのこれまでの変遷をよく表した記事があったので置いときます。

www.m-on-music.jp

 

これはパスピエに限った話じゃないけど、シングル曲とかタイアップ曲だけ聞くんじゃなくて、アルバム曲もぜひ聞いてみてほしい。思わぬ曲がぶっ刺さったりするから。アルバムを通して聞くことでそのバンドのことを知れるし。パスピエの場合は特にそう。僕のオススメは「幕の内ISM」から、「アジアン」です。

アジアン

アジアン

  • provided courtesy of iTunes

 

6月に神戸VARITでのライブにぼっち参戦の予定。あんまり周りにパスピエ好きな友達いないんですよね〜。ってことで募集中です!

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