今年の10曲〈2022年〉
お久しぶりです。
2022年ももう終わり。という訳で例年通り、今年自分がよく聴いた曲を振り返ります。通して聞いた時にいい感じになるような順番でいきます。
ちなみに2021年の10曲はこちらでした↓
それではいってみよ〜!
1. Cody・Lee(李)「江ノ島電鉄 (2022)」
新進気鋭のバンドですね。今年5月にメジャーデビュー。そのデビューアルバムからの一曲で、爽やかさと小気味良さが好き。ツインボーカルの良さも出てる。
実はこれ、インディーズ時代の曲のリアレンジ。僕も知らなかったけど。リアレンジって焼き増し感が出るときもあるけれど、今回みたいに新規リスナーが過去曲を聴くきっかけにもなるから、リアレンジはどんどんやっていって欲しいなと思いました。
2. 水曜日のカンパネラ「エジソン」
TikTok中心に2022年めちゃくちゃ流行った曲ですね。ケンモチヒデフミのサウンドがやっぱり好き。ボーカルが交代してからしばらくご無沙汰してたけど、この曲で一気に引き寄せられました。同じような人多いんじゃないかな。
ここにきて水カンが再注目されるのは嬉しい。この曲のB面の「招き猫」も、次のシングル「ティンカーベル」も良かったし。詩羽ちゃんのポテンシャルもまだまだあると思ってるので、さらなる爆発を期待してます。
3. Official髭男dism「ミックスナッツ」
この曲も国内トップチャートに入ってますね。初めて聞いたとき、あまりのプログレ感に衝撃を受けた。でもボーカルだけ聞いてると結構ポップさはあるのよね。ポップとプログレの究極の綱渡り、バランス感覚が凄すぎる。髭男、どこまで行くんや。
このカオスが受け入れられている、この真実だけでも胃がもたれちゃうわ。
4. ピノキオピー「転生林檎」
YouTubeで最近流行りの曲をザッピングしてたら、偶然目に止まった曲。歌い出しで伝統的ボカロやなーと思ったその瞬間、コテコテのテクノビート。これは…電気グル的グルーヴだ〜!と大歓喜。
勝手なイメージでボカロはボカロだけの文化で閉じてる気がしてたけど、もはやそんな壁とか無いよな。この曲は『テクノ×ボカロ』だけど、あらゆる『〇〇×ボカロ』の金字塔が今後たくさん出てくるのではと感じた。
5. Jumping Kiss「キッスはあげない」
これはUSENで流れてて知った曲。イントロのピアノ、あとサビの半音下がる感じが完全に好みに刺さった。Shazamがなかったら絶対見つけられなかったわ。
4人組のアイドルで、みんなまだ中学生らしい。今後も良い曲に恵まれて、曲と共にグループも成長するみたいなストーリーを見てみたいですね。
6. Kep1er「WA DA DA」
今回で6回目の「今年の10曲」シリーズ、韓国系の曲が入ったのは初めてですね。音圧は正義、キックとベースが気持ち良すぎる。メロディでいうと、ずっとマイナー調なのにサビの一部分だけ急にメジャー調になるのが好き。
一つ発見として、韓国語って日本語と音素的に近くて聴き馴染みあるなーと思った。英語系だとどうしても子音でときんときんしがちだけど、韓国語だとまだ日本語っぽい母音の細かいニュアンスが楽しめる、そんな気づきがあった。
7. AAAMYYY「雨 (feat. (sic)boy)」
聴くと元気をもらえる曲も良いけれど、心に寄り添ってくれるチル曲も必要。この曲聴くだけで雨降る夜の気持ちになって、憂鬱だけどどこか心地よくなる。Bメロのだんだん下がっていくコード進行好き。
ちなみにこの曲の英語バージョンはrainじゃなくて、ひょうとかあられも表す”hail”らしい。
8. THE 2「ミスサンシャイン」
現体制になってから2曲目のシングル。サウンドディレクションにサカナクションが入ってます。言葉には表しにくいけど、サカナクションメンバーが持つ音像が好きなんだなと改めて気付かされた。
1曲目の「恋のジャーナル」も好きだったけど、個人的にはこっちの方が今っぽくて好き。いまは正直サカナクションぽさが目立ってフルタチ色はそこまで出てないけど、今後は色んなバランスを試しながらフルタチ色も出てくると思うので期待してます。
9. Harry Styles「As It Was」
去年のtangingugunの楽曲しかり、ドリームフォークにハマってる僕にとってイントロから好みのサウンド。この曲は出先の店内BGMとして流れてて、イントロが聞こえた瞬間に即Shazamを起動。
帰ってからちゃんと調べたらONE DIRECTIONのハリーやんけ!って気づいてビビった。高校生の頃、少しだけ1D齧ってたので。YouTubeの方も4億回再生間近、世界的ヒット曲になりました。
10. フィロソフィーのダンス「フィロソフィア」
僕の大好物であるディスコミュージックです。楽曲提供は俺たちのtofubeats。
後から知ったけど、この曲はフィロのス4人体制最後の曲で、卒業メンバーの送り出し曲らしい。それを聞いた上で歌詞を読み込んでMV見ると、なかなか心に来るものがありますね。ずっと追ってたファンならなおさらでしょう。でも悲しい別れじゃなくて、まぁまた会おうやマイフレンド!みたいな明るい気持ちの送り出しで、自然と笑顔も出てくる。ちょっと寂しくなったらまたこの曲を聞いて少し思い出に耽りつつ、笑顔で明日に向けて踏み出す、そんな気持ちになれるという意味でこの曲をシメに持ってきました。
まとめ
という感じです。コロナ禍も収まりつつある2022年はリアルライブいっぱい行くぞ!と意気込んだものの、コロナの関係のないところ(台風やら活動休止やら)で中止が相次ぎ、結果的に0になるという、とても悲しい一年でした。サブスク時代でいつでもどこでも音楽が聴けるとはいえ、新しい音楽の出会いのきっかけはリアルライブ等の「外に出ること」だと思っているので、来年こそはもっと外に出てもっと色んな音楽に出逢いたいですね。
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