なんでもカタログNo.19【DAOKO】
なんでもカタログNo.19はDAOKO。
DAOKOは1997年生まれ、東京都出身のラップシンガー。中学3年生でニコニコ動画にラップ動画を投稿し始め、注目を集める。2015年、高校卒業と同時にメジャーデビュー。コラボ楽曲が多く、米津玄師との『打上花火』、中田ヤスタカとの『ぼくらのネットワーク』などが有名。2018年には紅白歌合戦初出場。
ちなみに、ひらがなでの読み方は『だをこ』、メジャーデビュー前の表記は小文字表記で『daoko』。
僕のDAOKOとの出会いは4年前の『水星』。tofubeatsの水星のカバー的な曲ですね。tofubeatsの神戸感満載の水星とは対照的に、DAOKOのウィスパーボイスで幻想的な世界に連れて行かれそう。一時期、毎日寝る前に聞いてた。
これは超個人的な話やけど、僕がLINEで初めて友達登録した公式アカウントはDAOKO。僕が青色好きなのも(もともと好きやけど)彼女の影響によるところが大きい。それだけ好きでずっと見てきたDAOKOだが、この4年間の変化は…まぁすごかった。順に記していく。
メンヘララップ
顔を隠した謎の女子高生によるメンヘララップ。それがdaoko。友達に「オレ、daoko好きやねん」とはなかなか言えないような、こっそりイヤホンで聞いていたいような音楽。
顔出し
『ShibuyaK』にて初顔出し。ミステリアスさは失われてしまった。音楽性もガラッと変わって小室サウンド。イントロを初めて聞いたとき、リアルに「まじか…」と声が出た。いろんな意味で。軽い踊りの振り付けもあるし。良い曲やけど、これDAOKOの良さは…?
DAOKO 『ShibuyaK』 Music Video Midium ver[HD]
『拝啓グッバイさようなら』
MV初見時、なんか辛くて見てられなかった。なんでそんなことしてんのって。
コラボ、大飛躍
コラボ楽曲が大ヒット。紅白歌合戦にも出場し、一躍有名に。
DAOKO × 米津玄師『打上花火』MV Short ver.
DAOKO × 中田ヤスタカ「ぼくらのネットワーク」MUSIC VIDEO
以上。まとめると、最初抱いていたミステリアスなイメージが崩れて、どんどん変化していくDAOKOを追いかけて行くのが苦しい4年間だった。それぞれのタイミングでショックを受けて腑に落ちないような気持ちになっていたけど、なんだかんだDAOKOの歌声が好きだから追いかけてこれた訳で。次第にこの変化こそが彼女のリアルなのか、と思うようになった。それもそう、彼女のデビューは高校生。成長し環境も変わることで彼女の中で変化することもあるだろう。その変化を受け入れるのがDAOKOなんだ、と腑に落ちた。
「他人が言うDAOKOらしさなんて関係ない、今のDAOKOを見せてくれ!」
という気持ち。
『打上花火』で知った人がDAOKOに対してどんなイメージを持っているかは全く分からないけど。これからも変わりゆくDAOKOを見ていきたい。